中島謙二の日記
会期
路線バス
その一般質問の中で、特に西部圏域において勤務医師の不足が深刻化している状況の中で、知事の医師確保の取り組みに対する決意を求めた質問に対し、知事は、「現在の地方における勤務医不足は、国の制度によるところが大きいと考えられるので、今後も国に対し地方の実情に考慮した仕組みづくりを求めていきたい。また医師確保対策については、?全国から常に医師を求める、?勤務医師の負担軽減を図る、?県内からの医師を育てる、といった3つの柱で行っていくが、今後も『やれることは何でもやる』つもりで取り組んでいきたい。」と回答しています。
また、昨日石見地方のバス路線確保に関し、バス路線の赤字補填に対する補助金の見直し等を求める質問が行われています。確かにバス会社の赤字体質改善のため、補助金の見直しも必要とも思いますが、一方で廃止された路線に、自治体などが有償で代替バスを走らせようとしても、関係する事業者が入った地域協議会の同意がないと代替バスの確保は出来ないこととなっています。
従って、今後は事業者と自治体等の関係者が、お互いに理解し合うことによって役割を分担し、地域の交通手段を確保する必要があると思っています。
今日も本会議が開催され、午前中2名の議員の一般質問が行われる予定です。
缶バッジ
昨日は、本会議が開催され、4名の議員が一般質問を行い、私は午前中2人目に一般質問を行いました。
特に昨日は、議会運営委員会の了解を得て、地元の皆さんの願いと熱意がこもった萩・石見空港利用拡大協議会の缶バッジをつけて登壇し、5項目の質問を行いました。
その質問の中で、漁業者と国が1対1で資金を積み立て置き、一定基準価格より高騰した場合に、値上がりした価格と基準価格との差額が支払われる、「漁業経営セイフティーネット構築事業」に対する県の支援について知事は、「この制度は、漁業者の負担軽減に資するものであり、県としては今後の加入状況や漁業者からの要望を検討し、どのような支援が出来るのか検討していきたい。」と、前向きの回答をしています。
また、子宮頚がん予防ワクチンである、HPVワクチンについての公費助成に対する知事の所見を求めた質問に対し、知事は、「ワクチンの予防接種法上の取り扱いを注視し、今後の公費助成について検討していきたい。」と答弁しています。
最後に質問した、萩・石見空港存続に向けて、今後の利用率向上対策に対する県の取り組みについて、知事は、「高速交通ネットワークの一つである空港は、地域振興において不可欠な公共交通手段である。しかし、ANAの経営収支の悪化により、来年1月5日より萩・石見空港大阪便が休止となったことは、非常に残念であるが、今後地域振興対策の観点から、緊急対策を実施し、全庁挙げて利用促進に取り組んでいきたい。」と回答しています。
今日も、引き続き4名の議員の一般質問が行われる予定となっています。
一般質問
今日から島根県議会は、午前10時から本会議が開催され、一般質問が行われます。
私は、本日の2人目に一般質問を行う予定となっていますので、準備のため昨夜のうちに松江に来ています。
本日の一般質問では、
?県立高等学校再編計画について、?漁業経営セイフティーネット構築事業について、?子宮頚がん予防対策について、?島根大学医学部地域枠推薦入学者に対するフォロー体制について、?萩・石見空港大阪路線存続について
の5項目について質問を行うことにしています。
特に今日は、議会ルールを確認した上で、萩・石見空港利用拡大協議会が作成し配布している、「飛ばし続けよう 私たちの未来へ」と願いが書かれた萩・石見空港のバッジをつけて本会議場に上がり、萩・石見空港に関しては、大阪路線の運航再開のみならず、今後の萩・石見空港の存続に向けて、地元の強い願いと熱意をしっかりと地元を代表して訴え、そして今後の存続に向けて、県からの今まで以上の前向きな回答を求めていきたいと思っています。