中島謙二の日記
議員提出議案
昨日は、島根県議会本会議が開催され、議員提出議案の上程及び審議、議案及び請願の委員会付託が行われました。
議員提出議案は、私も今議会で質問しました子宮頸がん対策に関連した、「子宮頸がん予防するワクチン接種の公費負担及び検診受診率向上対策の充実を求める意見書」が提出されましたが、提出者は議員全員となっているため、直ちに採決が行われ、全会一致で地方自治法第99条の規定により意見書を国に対して提出することに決定しました。
本会議終了後、益田に返り、自民党該当宣伝カーに乗り、自民党の政策を訴えて回った後、「石西ブロック青木一彦総決起大会」に出席しました。
また今日は、各常任委員会が開催されことになっています。総務委員会では、付託議案の審査の前に、島根原子力発電所における保守管理の不備について、中国電力株式会社から副社長他4名の参考人を招請し、国への最終報告についての意見聴取が行われました。
その中で中電から、今回の最大の原因は、平成15年に法改正がなされた際、決められた国の規制に対し速やかな対応がなされなかったことが最大の原因であり、今後は会社を挙げて再発防止に取り組んでいくとの説明が行われています。
いずれにしても、本来あってはならない事案であり、今後中国電力として、県民の信頼を再び得られるように今回策定した再発防止策を確実に実行して戴きたいと思います。
ところで、通常国会は新首相になってから予算委員会が開かれず、今日閉会する予定となっています。このように閉会を急ぐのは、首相交代により支持率が回復した中で、参議院選に臨みたいためだと思いますが、本来なら予算委員会を開催し、国民に新政府の方針を明確にした後、選挙戦に入るべきだと思っています。

ワールドカップ
さて昨日は、本会議が開催され、4名の議員が一問一答質問を行っています。
その質問の中で、竹島問題について知事に対し、「竹島は韓国による不法占拠と思うが、知事の認識は?」という質問があり、知事は、「議員と同じ認識である。」とはっきりと韓国による不法占拠という認識を示しています。
また、知事の政治姿勢についての質問に対し、知事は、「政治家と県行政のトップという2つの立場がある。従って、政治家として選挙で有権者に選ばれ当選しなければならないが、知事に就任したら公正に中立性を損なうことのないように行政を運営してきている。また、政治家として行動する場合は、誤解されないように行動する。」と回答しています。
今日は、午前中本会議が開催され、追加議案の上程及び委員会付託が行われる予定となっています。午後からは、本日午後7時から益田市のグラントワにおいて開催される「青木一彦総決起大会」のため、一旦益田に帰りますが、明日は総務委員会が開催されるため、明日の朝また松江に戻る予定としています。

島根県高P連
その一般質問の中で、学校支援体制についての質問があり、それに対し教育長から、「小中学校の学校支援体制として、学校評議員制度及び学校支援協議会があり、今後は学校支援協議会などを通して、学校の成果を地域へ発信し、支援体制の充実を図っていきたい。」と回答しています。
12日(土)は、出雲市内おいて、平成22年度「島根県高等学校PTA連合会」及び「島根県高等学校PTA安全互助会」の総会に出席しました。この総会では、平成21度年度事業報告・決算報告、平成22年度活動方針・予算等が協議、承認された後、学校共済制度に関する法案が国会において可決成立し、今後はその新共済への加入準備を進めていくこと等の報告が行れています。
このうち、平成22年度島根県高P連活動方針は、「高等学校のPTA活動を通して、家庭教育の充実を図る。そのため家庭・学校・地域社会・行政・関係諸団体と連携を深め、PTA活動の活性化を図りつつ、子供たちの健全育成に努める。」と決定し、この活動方針に沿って、今年度各活動を推進していくこととなっています。
また、平成22年度役員会も選出され、本年度1年間私が連合会の会長を務めることになりました。お役にどれだけ立てるか分かりませんが、微力ながら1年間一生懸命努めていきたいと思っています。
昨日は早速島根県高P連会長の初仕事として、鳥取市で開催された平成22年度「中・四国地区高P連理事会・総会・研修会」に出席し、今朝JRで松江に帰ってきました。
今日は、質問戦最終日の本会議が開催され、4名の議員が一問一答質問を行う予定となっています。

会期

路線バス
その一般質問の中で、特に西部圏域において勤務医師の不足が深刻化している状況の中で、知事の医師確保の取り組みに対する決意を求めた質問に対し、知事は、「現在の地方における勤務医不足は、国の制度によるところが大きいと考えられるので、今後も国に対し地方の実情に考慮した仕組みづくりを求めていきたい。また医師確保対策については、?全国から常に医師を求める、?勤務医師の負担軽減を図る、?県内からの医師を育てる、といった3つの柱で行っていくが、今後も『やれることは何でもやる』つもりで取り組んでいきたい。」と回答しています。
また、昨日石見地方のバス路線確保に関し、バス路線の赤字補填に対する補助金の見直し等を求める質問が行われています。確かにバス会社の赤字体質改善のため、補助金の見直しも必要とも思いますが、一方で廃止された路線に、自治体などが有償で代替バスを走らせようとしても、関係する事業者が入った地域協議会の同意がないと代替バスの確保は出来ないこととなっています。
従って、今後は事業者と自治体等の関係者が、お互いに理解し合うことによって役割を分担し、地域の交通手段を確保する必要があると思っています。
今日も本会議が開催され、午前中2名の議員の一般質問が行われる予定です。
