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ブログ

中島謙二の日記

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預け入れ限度額

2010-04-01
 政府は、昨日の党首討論の前、3月30日の閣僚懇談会において、民主党が以前主張していた案とは全く異なり、ゆうちょ銀行の預け入れ限度額を現行の倍の2000万円に引き上げることを了承しました。
 しかし、ゆうちょ銀行の預け入れ限度額が2000万円となることは、信用組合、信用金庫、農協や漁協などの小さな金融機関に大きな影響がでることが考えられます。なぜなら現行の金融機関のペイオフは、ゆうちょ銀行も含め確かに1000万円ですが、政府の間接的な出資が残るゆうちょ銀行においては、実質ペイオフは2000万に等しいほどの安心感が生まれることになり、地方の地域経済を支えている信用組合、信用金庫、農協や漁協などの小さな金融機関に預けられていた貯金・預金がゆうちょ銀行へ流出する可能性があるからです。これはまさしく「官業肥大による民業圧迫」になる可能性があるよう思っています。
 ところで、本日4月1日より診療報酬の改定が行われ、午前中初めて日本歯科医師連盟が民主党への支持による大きな果実と言っている新点数での診療を行いましたが、どこが大きな果実なのかよく分からず、何とも複雑な心境でした。
 いずれにしても、島根県歯科医師会及び連盟は、今後もぶれることなく自民党を支持していきたいと考えていますので、皆様宜しくお願い致します。

党首討論

2010-03-31
 今日は、午前中松江のJFしまね本所で開催された理事会に出席しました。
 今日の理事会では、平成21年度決算見込みや、諸規定の制定及び一部改正等について協議等が行われ、その中で決算については、まだ確定ではないが、対前年より利益が出る見込みとなっているとの報告が行われています。
 また来年度からの国の新規事業となる、「漁業経営セーフティーネット構築事業」についての概要説明も合わせて行われました。
 この「漁業経営セーフティーネット構築事業」は、長年漁業者が水産庁に対し強く要望してきたもので、漁業者の経費の中で大きなウェイトを占める燃油が高騰した場合、国と漁業者が半々で積み立てをした中から、直前2年間の平均原油価格より115%以上値上がりした部分が補填されるという、畜産業等における飼料価格補填制度に若干似た水産業に取って初めて創設される制度です。これにより今後は、今回創設されるこの制度を活用しながら、制度の充実を図っていくよう、JFしまね一体となって取り組んでいきたいと思っています。
 その後午後一番のJRの特急で益田に帰り、午後3時から行われた、自民党谷垣総裁と鳩山首相との党首討論のTV放送を見させてもらいました。
 今日の党首討論における私の素直な感想ですが、谷垣総裁は今までより迫力があり非常に良かったように思います。しかし鳩山首相の明確な答えを引き出すための追求がやや足りなっかたかなという感じがしています。また鳩山首相は、普天間の基地問題について、相変わらず肝心なところは答えず、自分のことはさておき、自民党に責任転換をしたような発言を繰り返しており、本当に「大丈夫かいな?」と益々思っているところです。
 

東京研修

2010-03-30
 昨日は、島根県議会自民党議員連盟の研修会が、元総務省総務事務次官で、現在(財)自治体国際化協会及び自治医科大学理事長である香山充弘氏を講師に招き、東京都内の都道府県会館で行われました。
 今回の研修会において、地方自治等について講演して戴きましたが、その中で香山充弘氏は、「現在の政府の大きな課題というか問題点は、子ども手当や高校授業料無償化などのマニフェストに沿った歳出は示されているが、消費税を含め今後必ず必要な財源である歳入について、何ら示されていないということにつきるのではないか。」と指摘されていました。
 また地域主権についても取り上げられ、「本来この地域主権という言葉は、今まであった法律の中には一切ないため、政府は地域主権の定義を法律で定め、その具体的な実現に向けて取り組むとしている。このため今後道州制の議論は暫く後退するものと考えられる。」と説明されていました。
 いずれにしても、今選挙のために行おうとしている「ばらまき」だけでなく、消費税を含めた来の財源についてしっかりとした議論を行い、その方向性を早急に示す必要があると思っています。
 明日は、JFしまね理事会が開催されるため、松江に出かける予定にしています。

益田道路

2010-03-28
 昨日は、午前10時から「益田道路(益田市遠田町〜久城町)」開通記念式典が、旧益田工業高校体育館で行われました。
 この記念式典では、溝口知事や来賓の地元選出の国会議員の方々が挨拶され、中には「朝ズバ」出演をキャンセルしてわざわざ来たように言われた方もおられ、ややがっかりしましたが、皆さん「益田道路」の開通のお祝いとともに、今後の山陰高速道の早期完成を目指していくとのお話をされていました。
 また、この益田道路は今後の救急搬送に貢献することも期待されるため、「浜田に集約される話もあるので必要云々・・・・・」といわれた方もおられましたが、何度もこのブログでも記載したように、浜田に集約されるという話は全くなく、県西部全体の医師不足のため、益田医療圏域と浜田医療圏域との機能分担を緊急的に行おうとしているわけですので、市民の皆さんには、決して誤解されないようお願い致します。
 その後、JRで松江に移動し、島根県歯科医師連盟定時総会に出席しました。
 この定時総会では、上程された議案全て承認され、またこの夏の参議院選挙においては、島根選挙区では、自民党公認の青木幹雄参議院議員を推薦し、比例区は自民党を支持する事をあらためて確認しました。
 特に比例区において、日本歯科医師連盟は、民主党から出馬する歯科医師を組織内候補ではないが推薦するとしていることに対し、島根県歯科医師連盟としては、その候補の支援は組織としてはしないこと、及び当然ながら後援会支部も作らないということも合わせて確認しました。
 この昨日の総会を受け、今後理事長・副理事長の私とで、一緒にあるいは分担して、青木幹雄参議院議員の支援のお願いに、各支部を回りたいと思っています。
 尚、明日・明後日、研修会のため東京に出かけますので、その間ブログは休みます。

県内調査

2010-03-26
 今日は午前中、「しまね県産品(農林水産・加工品)の販路拡大から地域経済の活性化」とういうテーマで、益田市内の「JA西いわみ」及び「島根県素材流通協同組合(伸和産業株式会社)」の2個所で行われた島根県議会農水商工委員会の県内調査に同行しました。
 このうち最初に訪れた「JA西いわみ」では、平成15年から取り組んでいる「ヘルシー元氣米」等の台湾等への輸出の取り組みについて調査が行われ、特に「ヘルシー元氣米」については、平成17年には台湾への輸出量が11t あったが、最近台湾の米生産技術が向上してきたこともあり、昨年は2.5t まで減少しており、今後は5t を目標に輸出に取り組んでいくとの説明がありました。
 次に訪れた「島根県素材流通協同組合」(平成21年3月に設立)では、合板用スギ丸太の安定供給の取り組みについて調査が行われ、島根県合板協同組合浜田針葉樹工場と「原木取引協定」を締結し、昨年の5万mから毎年3千mずつ増やし、最終的には6万5千mのスギ丸太を供給することや、今後中国電力三隅火力発電所と協定を締結し、石炭混焼発電用の木質材を安定供給すること等の説明が行われました。
 また今日の2つの調査において、この益田における課題も指摘されていましたので、今後地元議員として、その課題解消に努めていきたいと思っています。
 ところで、明日3月27日(土)に一般国道益田道路・県道久城インター線の開通式が午前10時より行われ、15時より供用開始となります。この開通により益田市遠田町から須子町までの所要時間が細大8分短縮されることになります。
 しかし、その先の益田・三隅道路は、現在環境影響調査中でこの夏頃都市計画決定される予定ですが、多くの地域住民が望んでいないと思われる「コンクリートから人へ」の方針の元では、いつ事業認可され着工の運びになるのか全く分かっていません。私も含め地域住民の多くは、当然ながら早期の完成を望んでいるわけですから、参議院選挙向けの「ばらまき政策」だけではなく、真に地方の意見を聞いた施策を行って戴きたいものです。
 そのためには、この夏の参議院選挙は政権与党の議席を過半数割れに追い込むことが必要です。もちろんこれから我々も一生懸命運動を展開していきますが、有権者の皆さんには、将来の日本、そしてこの島根について真剣に考え、懸命な判断を下して戴きたいと思っています。
 明日は、一般国道益田道路・県道久城インター線の開通式に出席した後、松江市で開催される島根県歯科医師連盟の定時総会に出席する予定です。

島根県議会議員 中島謙二
〒698-0041
島根県益田市高津8-6-25

中島謙二事務所
TEL.0856‐23‐0888
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