中島謙二の日記
トカゲのしっぽ切り
昨日は久しぶりに予定が入ってなく、一日のんびりさせてもらいましたが、また今日から切り替えて、24日から始まる島根県議会2月定例会への準備を行いたいと思っています。
ところで、小沢民主党幹事長の資金管理団体による土地購入事件で、政治資金規正法違反に問われた石川知裕衆議院議員が昨日民主党に離党届を提出し、小沢幹事長は、「素直に離党届を受理した。」と離党届を受理し、「国会議員の職務に関して責任を問われているのではない。」として党として処分は行わないと述べています。
しかし、今回の事件に関する石川議員の政治的責任は重大であり、秘書時代の事件であっても、政治資金規正法違反を隠し国会議員になったことは、まさしく有権者を欺いていたことになるように私は考えています。
今後我が自民党は、当然ながらこの問題を引き続き国会で厳しく追求することになると思いますが、このような「トカゲのしっぽ切り」では、国民も決して納得しないと思うのは私だけでしょうか……?

圏域の救急医療体制
そのため緊急に、地元県議会議員に対し益田保健所が、「益田圏域の地域医療に係る説明会」を2月15日(月)に開催する予定となっています。
この説明会において、県の方針を聞かないと私としても今後の見通し等について詳しくコメント出来ませんが、現状の深刻な医師不足の状況を考えると、石見全体の医療体制を根本的に見直しせざるを得ない状況にあると考えています。しかしこの益田圏域のエリアは広いため、脳神経外科が浜田に移った場合、救急医療体制への不安が出てくることは当然ですので、今後その不安をどのように解消しながら救急体制を維持していくのか、早急に議論する必要があると思っています。
このような医師不足の問題は、診療報酬の配分見直しですぐに解消するものではなく、根本的には、国において医師の研修制度の見直しを行う必要があると考えています。従って政府においては、地方の危機的な状況をしっかり受け止め、根本的な対策を取って戴きたいと思います。

濃霧
今日のように萩・石見空港では、着陸できないことはめったにないため、何というか複雑な気分でしたが、まだ大阪でなくて米子でよかった、と自分自身に納得させて帰って来ました。しかしやはり疲れたというのが正直なところです。
ところで、昨日の「永住外国人の地方参政権についての各政党との意見交換会」には、自民党、民主党、公明党、共産党、社民党及び国民新党の各代表の国会議員が出席し、このうち自民党と国民新党は反対、民主党、公明党、共産党及び社民党は賛成の意見を述べられました。
それに対し竹島問題を抱える島根県の正副議長や他の地方の議会からは、「永住外国人の地方参政権付与は、地方への影響が大きく、多くの地方議会は地方の意見を充分に聞くべき」、「参政権を付与するのなら憲法を改正すべき」等、外国人参政権付与に対する反対の意見が多く出されていました。
しかしこれらの意見に対し、政権与党の民主党副幹事長は、「皆さんの意見は、幹事長室に届ける」と答えていましたが、全国から集まった地方議会の代表者の意見を民主党副幹事長は、一体どのように考えているのでしょうか?やはり本来なら政権与党の党首である「首相に地方の意見を届ける」べきと思いますが・・・・・・。

永住外国人の地方参政権
今日は、東京のホテルで「永住外国人の地方参政権についての各政党との意見交換会」が、全国都道府県議長会の主催で開催され、島根県からは正副議長、総務委員会委員長及び副委員長の私が参加することになっています。
今回の意見交換会は、永住外国人の地方参政権付与が、地方自治体、取り分け地方議会に直接影響があるという認識のもと、各政党との意見交換会により、この永住外国人の地方参政権の付与について理解を深め、認識を新たにし、各議会での検討の一助とすることを目的として開催されるものです。
そのため、本日は自民党山谷えりこ参議院議員や民主党副幹事長今野東参議院議員等、各政党の代表者が出席される予定となっています。
今日は、この問題については、すでに島根県議会においては反対の意見書を採択していますので、今回は反対の立場の島根県議会代表として出席し、、他の都道府県や各政党の意見を伺いたいと思っています。
明日は、朝の飛行機で益田に帰り、益田市沿岸協力会主催の海岸清掃に参加する予定にしています。

県政報告会
昨日の報告会では、新旧後援会長および来賓の挨拶の後、私が3年前の選挙活動の中で、各地で説明してきた5項目についての今までの取り組みや、参議院選挙に向けての取り組み等を中心にお話させて戴きました。
また、来年度の島根県の予算については、2月17日に報道発表があるまでは公表されないことや、もちろん個所付けは予算成立後に発表になることを説明しました。特に個所付けを予算成立前に公表することは、政治家として決してしてはならないことを合せて説明させて戴きました。
これから昨日の報告会を契機に、この夏の参議院選挙及び来年の統一地方選挙に向けての取り組みを強めていきたいと考えています。
今日は、松江のJFしまね本所において、JFしまねの理事会が開催され、様々な議案を審議した後、今年の夏の参議院選挙において、水産業の政治力を結集し、青木幹雄参議院議員の推薦を全会一致で決定しました。
またその後青木参議院議員が理事会に出席され、「今度の選挙は、野党として初めての選挙であるため、非常に厳しい選挙が予想されるが、島根の水産業のためになんとしても議席を守るため全力で頑張りたい。」と決意を述べられました。
今回の参議院選挙は、先般の衆議院議員選挙において、水産関係の議員が多く落選されていることを考えると、勝利を勝ち取ることが今後の水産業発展のために是非とも必要と考えていますので、なんとしても我々としても全力で頑張りたいと思っています。
明日は、「外国人参政権についての意見交換会」が開催されるため、東京に出かける予定にしています。
