中島謙二の日記
原爆忌
2013-08-06
68回目の原爆忌となる今日は、朝5時から開催された実践倫理宏正会(朝起き会)益田支部の「広島平和祈念朝起き会」に出席しました。
今日の朝起きの講話において、
ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしとつながる
にんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ
という峠三吉の原爆詩集「序」(にんげんをかえせ)という詩が紹介されました。
もともとこの詩は、朝鮮戦争の際、アメリカ軍が中華人民共和国に対し、原爆の使用を考えているということをニュースで知った峠三吉が、原爆を安易にしようとするアメリカに対し、文書全てをひらがなで記述するという手法を用い、批判的な感情を抱き読んだ詩とされていますが、私はこの詩には、正に原爆の悲惨さが表されているとともに、原爆のない平和を望む思いが本当に強く込められているように感じています。
あらためて、核兵器の根絶を願いながら、この原爆忌の今日8月6日を過ごしたいと思っているところです。
